
この記事の目次
Razer Viper Mini
昨年にRazerから登場したViperシリーズに新しいラインナップが追加された。
そのマウスの名前は『Razer Viper Mini』。
名前にMiniとついているように、Viperからさらにサイズが小さくなっている。
価格もお手頃であり、筆者も早速入手しゲームでの検証も十分に行ったので Razer Viper Mini を紹介していく。
Viper Mini 製品仕様
Razer Viper Ultimate スペック | |
形状 | 左右対称型 |
重量 | 61 g |
センサー | PixArt 3359 |
DPI | 8500 |
IPS | 300 |
ポーリングレート | 125/500/1000Hz |
リフトオブディスタンス | 1.0mm~ 3.0mm(設定可能) |
スイッチ | 光学式 (Razer オプティカルマウススイッチ) |
ボタン数 | 6 個 |
ソフトウェア | Razer Synapse 3 |
ケーブル | Razer Speedflex ケーブル(布巻ケーブル) |
価格 | ¥5,280 (Amazon記事執筆時点) |
1軽量61gの本体重量
Viperも昨今流行っている表面に穴を空ける加工を行うことなく『69g』と非常に軽量であった。
Viper Miniはさらにそこから8g軽量化し『61g』という本体重量となっている。
これにより、さらに高速なマウス操作を可能とし、特にマウスを動かす初速の段階で顕著な影響を及ぼしているように感じる。
実際のゲームでの使用では、FPSシーンで咄嗟のAimが必要なシーンや、MOBAシーンで多量のマウス操作を必要とするシーンで優位性を感じた。
2つまみ持ちに最適な本体形状
左がViperで右がViper Miniとなっているが、見て分かる通り一回りサイズが小さくなっている。
元々Viperもつかみ持ち、つまみ持ちに適した形状であったが、Viper Miniはつまみ持ちにさらに特化した形状になっている印象を受けた。
手の小さな人は、よりViper Miniに優位性を感じると思う。
またViper MiniはViperの形状から単純に小さくなったわけではなく、微妙にデザインが変更されている。
Viper Miniはマウスの中央後方が盛り上がっており、小さいサイズながらつかみ持ちにも対応している。
筆者は手が大きめなため、Viper Miniの運用はつまみ持ちにしているが、手が小さめの人はつかみ持ちでも運用可能だろう。
3リーズナブルな価格
Razer マウス価格(3/26 Amazon) | |
Basilisk Ultimate | \19,800 |
Viper Ultimate | \16,980 |
Basilisk V2 | \9,980 |
DeathAdder V2 | \9,680 |
Viper | \8,870 |
Basilisk X HyperSpeed | \6,980 |
Viper Mini | \5,280 |
直近にRazerから発売されたマウス(最近のRazerマウス発売しすぎでは…?)のAmazon価格を比較してみた。
こうしてみてもViper Miniはかなりお手頃価格となっていることが分かるだろう。
さらに低価格でも充分競技シーンで使用できるスペックになっており、実際にゲームで使用してみても大きな問題を感じることはない。
むしろ、新たな形状と非常に軽量なマウス重量によりパフォーマンスの向上を感じる。
試しやすい価格となっているので、是非一度触ってみることをお勧めしたい。
4その他特徴
Razer Viperより採用されている『Razer オプティカルスイッチ』はしっかり搭載されている。
そのクリックの応答速度は『0.002秒』であり、従来のスイッチのなんと5倍の速度である。
これにより、FPSで突然敵に出会い、同時に銃を撃つようなシーンで勝利することができる。
柔らかい布巻ケーブルである『Razer Speedflex ケーブル』を今回も採用。
最早標準装備となりこれが当たり前のような感覚になってきたが、やはり抵抗感が少なくケーブルによる煩わしさが少ないのはとても良い。
5センサーが不安?大丈夫!
価格がリーズナブルになったことにより、やはり上位モデルから削られた機能も存在する。
その中でも一番目立つのは、やはりセンサーだろう。
Viper UltimateがFocus+ 20k DPIセンサーと超高性能センサーを積んでいるのに対し、Viper MiniはPixArt3359の8,500DPIセンサーである。
正直8,500DPI以上を選択することはないと思われるので、DPI数値は問題ないと思うがリフトオフディスタンスが気になるユーザーもいると思う。
初期設定では確かに若干リフトオフディスタンスが気になった。
しかし、Synpse3(マウスを接続すると自動インストールされる)上でリフトオフディスタンスを1mmに設定するとかなり改善され、問題なく使用することができた。
その後ゲーム上でセンサーに違和感を覚えることはなく、快適にプレイすることができた。
まとめ
- 超軽量61gという本体重量
- さらに小型化され、つまみ持ちにより最適になった形状
- リーズナブルな価格帯
- それでいてゲーミンググレードの性能