なーちゃん
大好きな小説を書いて、それが書籍化されて、ゆくゆくはアニメ化なんかしたりして、楽しみながらお金持ちになりたいな~……

eちゃん
ニートのなーちゃんがそんな夢物語達成できるわけないじゃないですか~w大人しく今日も自宅警備しててください

なーちゃん
な、なにおう!? 確かに私はラノベをちょっと読むくらいの初心者だけどさ……。でも、夢を持つくらいいいじゃん!

eちゃん
もうまったく仕方ないですね~。そんななーちゃんにピッタリの夢のようなサイトを教えてあげます。その名も小説家になろう!です

なーちゃん
しょ、小説家になろう……?

0.小説家になろう概要

『小説家になろう!』とは、完全無料小説投稿プラットフォームサイトである。

小説投稿サイトとしては、日本最大規模のサイトであり、作品数40万以上、登録者数80万人以上、小説閲覧数月間11億PV以上を誇る。

それだけの人気を誇るサイトであるので、小説家になろうにて人気を博した作品の多くが書籍化されている

さらにいくつかの作品は書籍化にとどまらず、コミック展開や、アニメーション展開までなされている。

その例は、「Re:ゼロから始まる異世界生活」「この素晴らしき世界に祝福を!」「オーバーロード」「魔法使いの劣等生」「転生したらスライムだった件」……と挙げていったらキリがないうえにアニメとしても大成功を収めている作品だらけだ。

まさに、小説家になろうとは読んで字のごとく素人でも小説家になることができ、さらにその先の道も開かれているという夢のようなサイトなのだ。

1.アカウントを作ろう!

小説家になろうで小説を投稿するには、兎にも角にもアカウントを作らないことには始まらない。

まずは小説家になろうの公式サイトにアクセスして、ユーザ登録をクリックしよう。

ここで注意することは特にない。ガイドに沿って登録していくだけだ。

ペンネームも後から変更できるのでとりあえず直感で決めておけばOKだ。

各自思い思いの名前で小説家になろうにデビューしよう。

2.初めての小説投稿、おさえておきたい最低限の設定!

小説家になろうにたどり着き、アカウントも作った。

「よし! さっそく小説を投稿するぞ!」と急ぐ気持ちも分かるが、小説家になろう投稿設定には初心者殺しの罠が潜んでいるので注意して頂きたい。

とは言っても基本的には、小説を投稿するの画面から、ガイドに沿って情報を打ち込んでいけばOKだ。

しかし、一点だけ注意してほしい箇所がある。それは作者名記入欄だ。

ガイドに沿って設定していると、アカウントを制作した時設定したペンネームを何も考えずに入力してしまうかもしれないがちょっと待ってほしい。

投稿する小説で登録した時のペンネームから名前を変更したい場合を除き、ここは『空白』にしておくのが正解だ。

空白にしておくことにより、投稿ページの作者名にはアカウント登録した時の名前が自動で出力され、尚且つ作者ページへのリンクが紐づけされる。

しかし、作者名記入欄に新しく名前を記入してしまうと、この作者ページへのリンクがなくなってしまうのだ。

「お、この作品面白いじゃん。ちょっと作者ページも見てみるか」というファン獲得のチャンスを逃してしまいかねない。

また、良くも悪くも「あ、なろう投稿初心者かな?」という印象を持たれてしまうのも確かだ。

3.最初はとにかく書いてみよう!

「俺が今考えている小説の内容は最強に面白い! ちゃんと書ければ絶対人気作品になるはず。しっかりと書き方を勉強してから投稿しよう!」

その気持ちは非常に分かる。

小説家になろうにたどり着き、小説を投稿しようと思っているような人は、大なり小なり何かしら『これならいける』と思うネタを持っていることだろう。

頭の中で一生懸命練り上げた物語や、世界観、魅力的なキャラクター達。

これらを、小説を書く上でのルールの理解不足や、経験不足から出てしまう駄文のせいで、面白くない小説にしてしまうのは絶対嫌なはず。

だが、その気持ちをぐっと抑えて、最初はとにかく小説を書いてみよう。

例えどれだけ小説を書くためのルールや技術をインプットした上で小説を書き始めても、その後10万文字程度書いて、改めて最初に自分が書いた文章を読み返すと「うわ……。私の文章下手すぎ……」となるに違いない。

これは仕方のないことだ。ひたすらプロ野球選手の打撃理論を学び、打撃フォームを研究したところで、一度もバッティング経験がなかったら試合でヒットを量産することができないのと同じである。

最初はとにかく執筆することが、人気小説家への近道だ。書いていくうちに段々と自分が苦手な箇所や得意な箇所が見えてくるだろう。

そのときに、ネットやら本やらを頼って勉強していけばいいのだ。

インプットだけにならずにアウトプットをしっかり行うことを心がけよう。

 

4.書いているうちにルールを覚えていこう!

アカウントも作り、ついに小説の執筆もスタートし始め、段々と物語を書くことに慣れてきた。

この段階まできたら、自分の書いた物語が、小説としての最低限のルールを守れているかどうかを見つめなおす段階だ。

せっかく面白い物語を書けているのに、文章が小説のルールや形式に沿っていないという一点で読者が離れてしまうというのは珍しくない。

一個人の意見としては、物語が面白く読みやすい文章になっていれば後はどうでもいいし、もっと自由に書いてもいいんじゃないかと思うが、書籍化やアニメ化を見据えた人気作家を目指すのであれば、避けては通れない道である。

ここでは初戦者がまず最初に学んでおきたい4つの基本を紹介する。

4.1 …【3点リーダー】と―【ダッシュ】は必ず偶数個使う。

…【3点リーダー】と―【ダッシュ】はどちらとも、よく小説に登場する表現技法だが、これらはどちらとも偶数個使うというルールが存在する。

×「俺、また何かやっちゃいましたかね…」
×「俺、また何かちゃったいましたかね・・・」
×―その時はまだ知る由もなかった。
×「・・・・・・・」
〇「俺、また何かやっちゃいましたかね……」
〇「…………」
〇——その時はまだ知る由もなかった。

よくありがちなミスは、単純に『…』や『―』を奇数個使ってしまうパターンや「はぁ・・・・・・」など『・』を複数個使ってしまうパターンが挙げられる。

特に、三点リーダー警察はめちゃくちゃ多いので、いじめられないようにちゃんとルールを抑えておこう。

4.2 !【感嘆符】と?【疑問符】のあとは1字空ける(全角空白)。

!【感嘆符】と?【疑問符】のあとは基本的に1字空ける(全角空白)のが小説のルールとなっている。

×「さすがです!お兄様!」
×「さすがです! お兄様! 」

○「さすがです! お兄様!」

ここで気を付けてほしいのが、会話文の最後に感嘆符や疑問符がくる場合は空欄を開けないことだ。

また絶対ではないし、プロの間でも賛否両論であるが、以下のようなルールも存在する。

!【感嘆符】と?【疑問符】は全角のものを使う(!や?はダメ)。

!?は逆に半角のものを使う。(縦書きのときに!?だと上下に並んでしまうから)。

これは自分の小説で行いたい表現によって変更してもいいが、最低限、小説内ではどちらか一方に固定しておいたほうがいいだろう。

4.3 形式段落は一時下げる(全角空白)

小説の最初の行や改行した行は、行頭を一時下げよう。

ここで注意したいことは、会話文の場合は行頭を下げないことだ。勢いあまって会話文でも行頭を下げてしまわないように注意しよう。

×
 「あれ……? どうしてまだ生きているんだ?」
俺は居眠り運転のトラックに轢かれて死んだはずだ。

「あれ……? どうしてまだ生きているんだ?」
俺は居眠り運転のトラックに轢かれて死んだはずだ。

4.4 会話文の最後に『、』や『。』を使わない。

会話文の途中ならば問題ないが、会話文の最後に『、』や『。』を使ってはいけない。

×「お兄ちゃん結婚してください。」

○「お兄ちゃん結婚してください」

4.5 まとめ

ここで紹介したのは、小説を書く上でのルールで一般的によく言われているものだ。決して絶対というわけではない。

しかし、どんなに面白い物語を生み出そうが、小説の形式をとっていないとみなされると、低い評価をうけてしまいがちなのも確かだ。

せっかく面白いものを生み出すのだから、つまらないことで評価を下げないようにルールを覚えておいて損はないだろう。

5.誰も読んでくれない……。状態から抜け出そう!

面白い物語も生み出した。小説のルールも覚えた。

なのに、あれ、一向にブックマークもつかないし、評価ポイントも貰えない……。

そんな状態に陥ってしまうのは小説家になろうでよくある光景だ。

「きっと俺の小説がつまらないから読者が増えないんだ。もっと面白い小説にするためにがんばるぞ! うおおおお!」

確かに、それも原因の一つかもしれないし、その心意気は素晴らしい。

だが、どんなに面白くてもまったく読者のつかない小説があるということもまた、確かである。

実際に私はまだ発見されてない面白い小説を探しに、評価ポイント0点の小説を漁りに行くが、「なんでこの小説人気でないの!?」と思う小説はいくらでもあった。

そうなってしまう理由は、面白いとか面白くないとかそういう次元の前に、そもそも『発見されない』ということだ。

小説家になろうには、星の数が如く、大量の小説が存在し、今もなおその数は増えていく一方だ。

そんな中で自分の小説を見つけてもらうこともまた、人気作品になるための大切な要素である。

もちろん、少しでも魅力的な作品になるように研鑽を積むことはとても大切だ。

しかし、どんなに研鑽を積んでも自分の小説を見つけてもらえずに、読んでもらえないのではのれんに腕押し状態で、やる気も上がってこないことだろう。

今回はその状態を脱するための工夫を紹介していく。

5.1 ジャンルの選定

はっきり言おう。小説家になろうのメインコンテンツはローファンタジーにあたる『異世界転生』だ。

小説家になろうに小説を読みに来ている読者の少なくとも50%はこのジャンルにしか興味がないと言っても過言ではないだろう。

それに続くジャンルは『ハイファンタジー』で、異世界に転生や転移はしないけど、最初から異世界でのお話ですというジャンルだ。

その次にブコメSFが続いてくる。

要するに、小説家になろうはライトノベルチックなものが求めらていて、一般文芸チックな作品は読者の母数が圧倒的に少なくなる。

多くの人に読んでもらえるような人気作品にしたいのならば、やはり小説家になろうの読者層のニーズに合わせたジャンル選定をしていった方が無難である。

5.2 投稿時間の工夫

小説を投稿すると、小説家になろうのTOPページで新しく更新された小説

小説家になろうの投稿画面には予約投稿という罠が潜んでいる。

「なにが罠なの!? 投稿したい時間に確実に投稿できるなんて超便利じゃん!」

それは確かにその通りだが、そのメリットよりも被ってしまうデメリットの方が大きいのである。

理由を一から説明していこう。

小説家になろうのTOPページでは、更新されたばかりの小説が表示されるスペースが存在する。

これは、連載したての小説にとって読者に読んでもらうきっかけになる非常に大事な窓口だ。なにせ、小説家になろうのTOPページは毎日何万人という人が目を通すのだから。

ここで予約投稿設定ページを見てみよう。

なにか一つ気になる点がないだろうか? ……そう、予約投稿の設定は一時間単位でしか設定できないのだ。

つまり、予約投稿設定をして小説を投稿してしまうと、他の予約投稿機能を使っているユーザーと更新時間がまる被りしてしまうのだ。

そうすると、せっかくの更新された連載小説の欄から一瞬で自分の小説が弾き飛ばされてしまい、読者GETのチャンスを逃してしまう。

また、小説を更新する時間帯にも注意だ。

小説家になろうのページに人が多く集まる時間を狙って小説を更新することをおすすめする。

読者が会社や学校に行ってしまっている9時~17時は、やはり避けるべきである。

一番読者が多い時間である18時~21時辺りか、通勤通学時間の7時~8時辺りを狙っていくのが無難であろう。

まとめ
・予約投稿を使用するのはなるべくやめよう。
・小説を更新する時間は、一番読者の多い時間帯である18時~21時辺りの、10分~50分を狙っていこう。

5.3 SNSの利用

昨今のSNS全盛期時代でこれを利用しない手はない。

Twitterアカウントを制作して、じゃんじゃん自分の小説を宣伝しよう。

ん……? 何? SNSを利用して読者を獲得していくのは卑怯だし、違反行為なんじゃないないかって?

そんなことはありません。むしろ、小説家になろう運営もSNSを利用しての宣伝を推奨している。

 
出展:小説家になろう公式

小説家になろう公式も、素晴らしい小説や、情熱を持った小説家のたまごに日の光を浴びてほしいと思っているのだろう。

情熱をささげて書いた自分の小説をSNSを通じてどんどん宣伝していこう。

また、画像からも分かるようにブログでの宣伝も運営は推奨している。

6.初めての感想、初めてのレビュー、超うれしい!

アカウントを作り、小説を投稿し始めてしばらくたった後、作者トップページに見慣れない通知が。

『感想が書かれました』『レビューが書かれました』

たった十数文字に、これほど喜びを感じるのは、入学試験の合格通知で自分の番号を見つけた時くらいだろう。

自分が書いた小説に対して何かしらの反応が返ってくるのは、それほど嬉しい事なのだ。

是非、これを読んでる小説家になろうに小説を投稿しようと思っている人達も、この最高の瞬間を味わってほしい。

 

7.継続が大事! なるべく高頻度に!

人気小説家にになるために、何が必要だろうか。

小説に対する知識の理解か? 練りに練った世界観の構築か? 魅力的なキャラクター達を生み出すことか?

確かに全て重要である。しかし、一番大切なものはそれではない。

一番大切なことは『継続』である。

最初は皆「完結まで絶対書ききるぞ!」という意思で連載を始める。

しかし、実際に完結まで到達する小説は1割にも満たないだろう。

最終的に人気作品になっている作品のすべては、長期にわたってしっかりと更新してきているものばかりだ。

数万、数十万、数百万文字という経験を積んでいくことで、文章力も、物語の構成力も向上していきどんどん成長していく。

また、安定して更新される作品には読者がしっかりとついていくものだ。

特に、高頻度で更新を継続していく作品は、やはりそれだけ露出する機会も増えるし、成長も早いので人気を獲得していく確率は非常に高くなる。

小説を書くというのは、とても大変なことである。

しかし、人気作家になって書籍化やアニメ化という夢を掴みたいと思っているのならば、やはり継続という努力は欠かせないであろう。

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