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ゲーミンマウスパッド概要
ゲーミングデバイスの定番の1つである『マウスパッド』。
FPS、MOBA、RTSといったマウスを使用するゲームジャンルにとって最重要アイテムの1つであることは間違いないだろう。
今回は、そのゲーミングマウスパッドについて解説を行っていく。
ゲーミングマウスパッドには大きく二種類ある
ソフトタイプ(主に布)
・滑走面加工の違いにより、特性が多様に変わる。
・商品展開も幅広く行われていることから選択肢が方法である。
・材質が柔らかいので、手首や腕に優しい。
・マウスソールが削れにくい。
・湿度に性能が左右されやすい
ハードタイプ(主にプラスチック素材)
・汚れやゴミなどが簡単にとれる。
・マウスソールは早く削れる。
・湿度による性能の変化は小さい。
まとめ
ゲーミングマウスパッドは大きく分けると二つの種類が存在する。
それは、主に布素材である『ソフトタイプ』と主にプラスチック素材である『ハードタイプ』の二種類だ。
どちらが優れているかはプレイヤー次第であり、各々に長所、短所が存在する。
一番大きな差は、ソフトタイプは止まり性能が良く、ハードタイプは滑り性能が良いということである。
プロゲーマーでも一般ゲーマーでも使用者が多いのは圧倒的にソフトタイプのマウスパッドであり、商品展開の数もソフトタイプの方が多いので選択肢の幅は広い。
個人的な見解でも、止まりの重要性は非常に高いと考えているので、強い拘りがないのであればソフトタイプをお勧めする。
ハードタイプ>ソフトタイプ
止まり性能
ソフトタイプ>ハードタイプ
選択肢の多さ
ソフトタイプ>ハードタイプ
おすすめ度
ソフトタイプ>ハードタイプ
どのサイズを選べばいいの?

▲最も有名なマウスパッドQckシリーズのサイズ展開
ゲーミングマウスパッドは普通のマウスパッドの大きさから、机を全て覆うような巨大なものまで、様々なサイズ展開がなされている。
では、どの程度の大きさのものを選べばよいのか?
初心者は無理をせず、上図のQcK Mini程度(250x210mm)の大きさで良いと思う。
ミニとは言うが、初めてゲーミングマウスパッドを使う人にとっては予想以上に「デカッ!」と思うであろう。操作に関しても、問題なくプレイできるはずだ。
プロゲーマーから学ぶマウスパッドに必要なサイズ
e-sportsタイトルのゲームをやり込んでいき、初心者を脱出した頃には、段々マウスセンシも低くなってくる。
そうすると、マウスを動かす範囲が増加し、Miniサイズでは物足りなくなってくるかも知れない。
では、玄人中の玄人であるプロゲーマーはどの程度のサイズのマウスパッドを必要としているか、調べてみた。
Pro Settings.net(https://prosettings.net/)というサイトではプロゲーマーのデバイスの設定や、ゲーム内での設定が纏められている。
その中にOverwatchという比較的上下左右にマウス操作を行うゲームタイトルのcm=360°(視点を一周させるのに必要なマウス移動量)が公開されていたので、トッププロのデータを集めてみた。
OWプロゲーマー | ||
プレイヤー名 | ロール(役割) | cm = 360° |
birdring | DPS | 50.94 |
Profit | DPS | 20.99 |
LiNkzr | DPS | 34.64 |
ryujehong | Support | 76.8 |
TviQ | DPS | 24.74 |
Carpe | DPS | 49.34 |
ShaDowBurn | DPS | 13.85 |
Boombox | Support | 28.86 |
Fissure | DPS | 28.86 |
Mano | TANK | 28.86 |
Zebbosai | TANK | 12.99 |
Taimou | DPS | 34.64 |
chipshajen | Support | 34.64 |
EFFECT | DPS | 34.64 |
Miro | TANK | 13.32 |
tobi | Support | 20.37 |
Zunba | TANK | 49.34 |
xQc | TANK | 9 |
Seagull | DPS | 36.69 |
cocco | TANK | 21.7 |
HarryHook | Support | 28.86 |
AVE | 30.97(cm) |
MAX | 76.8(cm) |
MIN | 9(cm) |
データの平均値は約31cm程度マウスを横に動かすと視点が一周するという結果となった。
このデータから10cm程度余裕を持った45cm×40cmのサイズがあれば、大体の要求は満たせるであろう。
厳選! ハイパフォーマンスのゲーミングマウスパッド
様々なゲームタイトルで10種類以上のマウスパッドを使ってきた筆者の経験と、プロゲーマーの採用率から王道タイプ、ストッピングタイプ、滑りタイプの3種類でおすすめのマウスパッドを厳選した。
是非参考にしてほしい。
これを選べばとりあえず間違いなし! 王道タイプ!
SteelSeries QcK+ | |||
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size[mm](縦x横x厚さ) | 450 x 400 x 2 mm | ||
素材 | 布製 | ||
値段 | ¥1,745 | ||
特徴 | |||
高い糸密度と表面のバリエーションは、摩擦を最小限に 抑えて光学センサーとレーザーセンサーの両方のトラッキング精度を最適化 リーズブナブルな値段に似合わない素晴らしい性能を持ち、初心者に一番お勧めの商品。 |
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G-SR-SE | |||
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size[mm](縦x横x厚さ) | 480 x 400 x 3.5 | ||
素材 | 布製 | ||
値段 | ¥4,980 | ||
特徴 | |||
平らでスムーズなテクスチャにより、一貫した滑らかで快適な滑りを提供。 新設計のラバーベースにより、どのような表面においても、安定した滑りを提供。 様々なタイプのマウスに100%対応可能。 |
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止まり性能がGOOD。ストッピングタイプ!
SteelSeries QcK Heavy | |||
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size[mm](縦x横x厚さ) | 450x400x6mm | ||
素材 | 布製 | ||
値段 | ¥3,182 | ||
特徴 | |||
高い糸密度と表面のバリエーションは、摩擦を最小限に抑えて光学センサーとレーザーセンサーの両方のトラッキング精度を最適化。 極厚6mmがもたらす山越え抵抗は、極上のストッピングをゲーマーに提供する。 |
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滑りに拘るならコレ! 最強のガラスコーティング
紫電改 | |
![]() |
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size[mm](縦x横x厚さ) | 490 x 420 x 3mm(XLサイズ) |
素材 | 布製(滑走面ガラスコーティング) |
値段 | 4,380 円 |
特徴 | |
布でもないしガラス板でもない。布の柔軟さとガラスの滑りの融合。落としても割れないし巻くこともできる。 最速の滑り。超高速な初動。樹脂製に負けない速い滑り。 ガラス板ではないから樹脂製のようにソリッドではない。布製のようにしなります。これにより樹脂製と較べれば止めるのも容易。 |
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