
この記事の目次
概要
ゲーム配信をして審査さえ通過していれば時給500円がもらえる。
そんなゲームで遊んでお金がもらえるという夢のような配信サイトが今話題だ。
その名もゲーム配信サイト「Mildom」。
今回はその「Mildom」について簡単にまとめてみた。
「Mildom」とは
「Mildom」は中国の配信サイト『DouYu』と日本の企業が組んで作ったゲーム配信サイト。
ゲーム配信で有名な「Twitch」と似たようなサイトだと思ってもらえればいい。
「Twitch」をはじめとした大手サイトとの大きな違いはその収益システムにある。
なんと審査を通過すれば、一時間の配信で最低『500円』の時給が保証されているのだ。
そんなうまい話があるもんかと思ったがどうやら本当らしい。
配信ルールや報酬の詳細は以下の画像を見て欲しい。
・無言配信は禁止。
・1日最低1.5時間以上の配信すること。
・報酬は1時間につき500円。1日の報酬上限は2000円まで。
簡単にまとめるとこんなところだろうか。
1日最低1.5時間以上の配信はなかなか大変なことだろう。
やはりそう配信の世界は甘くないらしい。
審査通過は簡単!?
「Mildom」の審査は10月末現在非常に通過しやすいらしい。
まずはサービスのスタートに合わせて少しでも配信者が欲しいのだろう。
配信者の応募がおかげさまで5,000人に到達しそうです!皆様のご応募ありがとうございます!審査結果に関しては通過された方からご連絡差し上げております。
引き続き皆様のご応募お待ちしております!#Mildom #ミルダム— Mildom【公式】 (@Mildom_Official) October 18, 2019
そんな状況もあってか公式Twitterによると先日応募件数は5000人を突破したとのこと。
「Mildom」としては話題になっているうちにより多くの配信者を獲得しておきたいところなのだろう。
キャンペーン開始📣
今日13:00から「父ノ背中」
けんき(@T_kenki)、あびつん(@abitun1)、ダステル(@DustelBox)の三名が配信開始!!更に、視聴者限定!!
配信中のドン勝に応じて最大5万円分のギフト券が当たるキャンペーン
彼らを応援しよう🔥🔥#父の背中 #Mildom #ミルダム pic.twitter.com/TEUTfCkP7Y— Mildom【公式】 (@Mildom_Official) October 23, 2019
「父ノ背中」所属の有名ストリーマー達も続々と参入しており、今まさに波が来ていると言える。
「Mildom」に良くない点はないのか?
コンスタントに配信できる人であれば美味しい話ばかりのように感じるがデメリットはないのだろうか?
もちろんスタートアップのサービス、多くの問題点を抱えているようだ。
1.純粋に使いにくい
やはり洗礼された大手配信サイトと比べると使いにくい部分が多々ある。
例えば配信に必要なキー設定を毎回し直す必要があったり、最大解像度が「720p」であったり、今まで別のサイトで配信をしてきた人にとってはかなりのストレスになりえるのではないだろうか。
2.他配信サイトとの同時配信禁止
これはよくあることかもしれないが今まで配信してきたサイトを捨て、完全に「Mildom」に乗り換えるのはなかなか勇気のいる決断だろう。
3.圧倒的知名度の低さ
配信者界隈では話題となっているかもしれないが視聴者は完全に置いてけぼり状態。
ちなみに先日(28日)に行われた「父ノ背中」所属のけんきさん(@T_kenki)ですらこのありさま…。(視聴者数24…)
まだまだ視聴者にとってはあまりにマイナー過ぎるサービスと言えるだろう。
現状のこのサイトから有名配信者になろうとは間違っても思わない方がよさそうだ。
とは言え視聴者数に関わらず、時給は発生するので趣味の配信でお金がもらえればいい配信者にとっては何ら問題ないだろう。
まとめ
簡単に「Mildom」についてまとめてみたがまだまだ先の見えない配信サイトと言えるだろう。この先機能のアップデートを重ね、よりよいサイトとなっていくことだろう。
今後の発展に期待だ。