
概要
先日新作スマホRTS「マジック:マナストライク(Magic:Manastrike)」がNetmarbleからリリースされた。
公式サイト:https://manastrike.com/ja
本タイトルは世界的人気のMagic:The GatheringのIPを使用した期待の新作だ。
今回はその気になる中身に迫る。
豪華なオープニングムービー
追加データのダウンロード中に流れるオープニングムービーはかなりのハイクオリティ。
シリーズお馴染みのプレインズウォーカー(以下PW)達やボーラスも登場する。
ダウンロードが終わるとそのまま簡単なチュートリアルが始まる流れとなっている。
基本ルール
最もイメージしやすいのは「クラッシュ ロワイヤル」の横画面版といったところだろうか。
画面上下に設置されたタワーと画面左右の本拠地(ガーディアン)の破壊を奪い合うのが基本のルールとなっている。同系統の他ゲームと異なるところはデッキごとにPWを選ぶことができること。
PWごとに使用できるカードも異なっており、そのPWを軸にプレイヤーはデッキを組み立てていくこととなる。
例えば「チャンドラ・ナラー」は召喚時に敵を貫通するフェニックスを発射する。
HPの低い細かい敵を一掃するのに役立ちそうだ。またプレインズウォーカースキルという各固有のスキルを所有している。
このスキルはPWがフィールドに出ているときに使用可能のスキルで使い方によって戦況を大きく変えることも可能な重要なスキルだ。もう一つ異なる点はPWの周辺であれば敵フィールド内でもカードを使用することができるという点。
このルールによってよりPWを中心としてゲームが回る設計となっている。
勝敗は先に相手の本拠地(ガーディアン)を破壊するか、ゲーム終了時により多くタワーを破壊していたプレイヤーの勝利となる。
時間内に勝敗が決まりきっていない場合はサドンデスモードとなり、スピード感と緊張感のあるバトルを楽しむことができる。
無課金でも楽しめる?
このゲームは課金でカードを揃えることも可能だが最初の方は1ゲーム勝利するたびに新しいカードが貰うことができ、クエストをクリアしていくことでシーズン報酬も獲得できるため無課金でも十分楽しめると言えるだろう。
強力なPWも無料のアイテムで購入することが可能となっている。また最近のゲームによくあるシーズンパス制を採用している。
大量に課金のしないプレイヤーでも月一回これさえ購入しておけば新規PWやスキン、カードには困らなさそうだ。無課金でも地道に宝石を貯めておけば購入できない金額ではないのでコツコツと貯めてシーズンパスを購入するのが上手な宝石の使い方ではないだろうか。
豊富なPWスキン
PWの種類も現時点でかなり豊富だが、その各PWに今後スキンが実装されていくというからワクワクだ。
まだ実装されていないPWの方が多いがこれは「MTGのあのパック時のスキンか!」なんて発見がMTGファンの心をくすぐるだろう。
まとめ
今回はざっくりとゲームの内容に触れてみた。
新作ということもあってかまだまだゲームとして改修、改善できる点が盛り沢山なように感じた。特に横画面のRTSはこれまでもいくつかのゲームが出ていたがどれも振るわなかったのはそれなりの理由があるのではないだろうか?
やはり手持ちのカードを表示するエリアが小さく確認が難しい点がいちばんのネックなように思う。ここをどう改善してリリースしてくるのかに期待していたがその点に関しては期待外れのようだ。
とは言え世界的な人気を誇るIPを使用していることもあり世界観、ゲームの雰囲気は抜群だ。
果たして「クラッシュ ロワイヤル」のようなeスポーツへの発展はあるのだろうか。期待して今後の動向に注目だ。