
LJL プレイオフ Round1 組み合わせ
混戦となったLJL2020 Springのリーグ戦が終わり、遂にプレイオフが始まる。
今季から6位までプレイオフへ進める仕組みに変更され、未だ多くのチームに優勝のチャンスが残されている。(SBGとBCはRIP…。)
Round1は3位~6位のチームが激突するのだが、3位のチームが5,6位のチームの好きなチームを選択できるアドバンテージを保有している。
そして3位のV3 Esportsは5位のAxizを選択し、自動的にRascalJesterがCrestGamingActと対戦するる組み合わせとなった。
【LJL 2020 Spring Split Playoff】#LJL2020 プレイオフの対戦カードが決定致しました!
💠Round 1💠
Match 1 3/21(土)13:00~ 「V3 vs AXZ」
Match 2 3/21(土)19:00~ 「RJ vs CGA」💠Round 2💠
Match 1 3/28(土)13:00~ 「DFM vs SG」
Match 2 3/29(日)13:00~ 「?? vs ??」 pic.twitter.com/evi9GOqoBx— LJL (@Official_LJL) 2020年3月16日
V3 Esports vs Axiz
リーグ成績
V3 Esports :8勝 - 6敗 (3位)
Axiz:6勝 - 8敗 (5位)
直接対決成績
V3 Esports 1 - 1 Axiz
■1試合目
■2試合目
マッチアップ
トップ:Paz vs uinyan
ジャングル:Bugi vs Hoglet
ミッド:Ace vs Gariaru
ボット(ADC):Archer vs Hide
サポート:Raina vs Corporal
V3 EsportsはCGAに直接対決で2勝しているにもかかわらず、選択した相手はAxizだった。
V3 Esportsは前半戦で苦しんだものの、「2連敗したら坊主にする」と気合を入れてからは怒涛の快進撃で勝利を重ねた。
特に最後の5戦全てを勝利するなど勢いに乗っている。
今日1勝もできなかったら坊主にします。まじです。
— V3 らいな (@rainadazo) 2020年3月1日
対するAxizも前半戦1勝6敗と苦しんだものの、後半戦5勝2敗と怒涛の巻き返しでプレイオフへ滑り込むことに成功している。
お互い後半戦で仕上げてきたチームだが、ストロングポイントは似ている。
お互いジャングルとADCに韓国人選手を配置し、そこを中心として試合を組み立てている。
勝敗予想
V3 Esports 3 - 1 Axiz
V3 Esportsが3勝、Axizが1勝という展開でV3 Esportsが勝ち進むと予想する。
AxizはJGとSupを中心としたゲーミングメイクで素晴らしいマクロを展開し有利を築いて勝利していくという展開が後半戦の主な勝ち筋であった。
対するV3 EsportsはBugi選手のJGキャリー、Archer選手のキャリー、Ace選手+Bugi選手のミッドジャングルラインでのキャリー等多くの勝利パターンを見せていた。
この勝利パターンの豊富さがBO5で差になってくるのではと予想する。
また、お互いの武器であるJGとADCだが、リーグ戦のスタッツを見てみると、JGは互角(お互いスタイルの違いはあるが)、ADCはV3 Esportsが有利に見える。
他にもV3 Esportsの選手はBO5の経験が豊富な選手が揃っているのに対し、AxizはBO5の経験が少ないのも懸念事項の1つだ。
Rascal Jester vs Crest Gaming Act
リーグ成績
Rascal Jester :7勝 - 7敗 (4位)
Crest Gaming Act:5勝 - 9敗 (6位)
直接対決成績
Rascal Jester 2 - 0 Crest Gaming Act
■1試合目
■2試合目
マッチアップ
トップ:Nap vs CogCog
ジャングル:Yoshi vs hachamecha
ミッド:Aria vs Ninja
ボット(ADC):Gango vs Art
サポート:Grendel vs viviD
LJL屈指のキャリーMidであるAria選手とLCK帰りのADCであるGango選手を擁するCGAは意外にもリーグ戦では苦戦した。
AriaとGangoによるキャリーだけでなく、Yoshi選手やGrendel選手によるゲームメイクを試し、敗北を重ねてしまった印象が大きい。
しかし、タイブレークではYoshi選手とGrendel選手の連携も見せ始め、よりAria選手とGango選手も輝き始め、真のCGAの姿が見えてきた。
対するRascal Jesterも日本人枠となったviviD選手に加えNinja選手と元CGAのArt選手の3KR構成で、特にviviD選手+Art選手のボットレーンは非常に強力である。
hacahamecha選手が序盤からプレッシャーを作れるチャンピオンをピックし始めてから、レーン選手のパフォーマンスも上がってきて、レーンから勝利しスノーボールしていく戦術は非常に強力だ。
勝敗予想
Rascal Jester 3 - 2 Crest Gaming Act
この試合の注目ポイントはミッドレーンのAria vs NinjaとジャングルのYoshi vs hachamechaである。
CGAの中心はやはりAria選手になり、BO5でもAria選手にはキャリーチャンプを握らせてくるだろう。
対するNinja選手は様々なチャンピオンを扱い、チームの戦略に合わせてピックしていく傾向にある。
スタッツを見てもAria選手は圧倒的であり、どれだけAria選手を抑えていけるかはRascal Jesterとしは必ず課題となってくるポイントだ。
また、Yoshi vs hacahecha は子弟対決ということもあり注目せざるを得ないポイントだ。
hachamecha選手はYoshi選手を「ボコボコにしますよ」とインタビューで語っていたが、もしそうなるならばRascal Jesterにはかなり追い風になるはずだ。
正直、CGAが勝ってもRascal Jesterが勝っても全くおかしくないと思うが、BO5という長い戦いの中で戦術の幅の広さという点でRascal Jesterがやや有利だろう。
後半でお互いのジャングルが序盤にプレッシャーをかけるチャンプをピックしレーンを勝たせていくという戦法に切り替え、うまくいった2チームであるので、この序盤のゲームメイクが勝敗を分ける鍵となるはずだ。