概要

72日「ハリー・ポッター:魔法同盟」、通称「ハリポタGO」の配信が日本でも開始された。

「ポケモンGO」に続き、Niantic社がWB Gamesと共同開発した位置情報ゲームの最新作だ。

今回は実際にプレイしてみた感想を「ポケモンGO」と比較しながら簡単にまとめてみた。

プレイした感想

率直なプレイした感想は

“「これ何が面白いの?」”

そう感じてしまった。

理由は「ポケモンGO」と違ってゲーム内の目的がはっきりしないからだ。

具体的には「ポケモンGO」は「歩いて→捕まえて→図鑑を完成させる」と言った目的が感覚的に理解しやすい。

一方で「ハリポタGO」では対立する悪い魔法使いと戦いながら世界中に散らばった魔法界の痕跡(ファウンダブル)を回収していく――というストーリーこそあれど、じゃあ結局ゲーム内ではなにをしたらいいのかがユーザーにとって大変わかりにくい。

ゲーム内の目的がわかりにくいことに加え、ゲーム内コンテンツが豊富な為、さらにゲームが複雑なものとなってしまいユーザーのゲーム理解のハードルが高くなっている。

  

(金庫には魔法薬、材料など大量のアイテム群。登録簿[ポケモンGOの図鑑のようなもの]は上部に種類分けされているが細かく分けられすぎていて非常に見にくい。)

位置情報ゲームとして適切か?

当然外を歩きながらプレイすることが前提となるが「ハリポタGO」のゲームシステムは歩きながらプレイすることに適しているのだろうか?

個人的な答えは“No”だ。

痕跡(ファウンダブル)の回収のためには魔法を唱える必要があり、画面上で杖の軌道をなぞることで魔法が使える。

この動作は意外と判定がシビアであり、ボールを投げるだけの「ポケモンGO」と比べると歩きながらのプレイはストレスが溜まるように感じた。

またバトルの際にはより素早くその動作を行う必要があるため尚更である。

 

まとめ

正直なところ筆者は「ポケモンGO」程このゲームにハマれる気がしなかった。

しかし、「ハリポタGO楽しい!」という声もちらほらと聞くので好みが分かれるゲームなのかもしれない。

ただ振り返れば「ポケモンGO」も最初はこんな気持ちだったかもしれない。

色々なところを改善してユーザーにとってより良いゲームになるようNiantic社の今後に期待だ。

Twitterでフォローしよう