
概要
「クラロワ8000最強決定戦」は『クラッシュ・ロワイヤル』の非公式大会。
Twitterでのある一言をきっかけに始まったこの大会は今eスポーツ界隈に大きな変化をもたらそうとしているかもしれない。
今回はそんな「クラロワ8000最強決定戦」についてまとめてみた。
「クラロワ8000最強決定戦」とは
きっかけはドズル氏のあるツイート。
8000に行ったことある人を集めて、大会してみたい!
どんなハイレベルな戦いになるのか、、、!シンプルに見てみたい!
ドズニキのお小遣いから賞金3万円だすので、みんな参加してくれないかな👀
返信求む。
— ドズル🦍 (@kurakurachannel) January 7, 2020
ドズル氏は『クラッシュ・オブ・クラン』や『クラッシュ・ロワイヤル(以下クラロワ)』を中心に活動している人気YouTuber。
『クラロワ』界隈で彼のことを知らない人はいないのではないだろうか。
そんな彼が呟いた一言からこの大会は始まった。
大会の内容はいたってシンプル。
クラロワのトロフィ−8000以上に到達したことのあるプレイヤーだけを集めた言葉通りの最強決定戦だ。
クラロワプレイヤーでない方はトロフィ−8000以上というのがどれだけのすごさなのかピンとこないかもしれない。
そんな方はあなたの好きなゲーム、スポーツのプロプレイヤー、トッププレイヤーと同等くらいの凄さだと思ってもらえると良い。
(ちなみにクラロワのトロフィー8000以上に到達したプレイヤーは日本に24人、世界でも約170人しかいない)
8000最強決定戦の凄さ
この大会ではここまで話題になるだけの凄いことが起きている。
①日本人トロフィー8000プレイヤー全員参加
先ほど国内には24人しかいないと言っていたトロフィー8000プレイヤー全員がこの大会に参加を表明した。
数少ないトッププレイヤー全員が参加することは勿論すごいのだがなぜこの状況がクラロワファンたちを熱くさせるのか。
クラロワは一概にトロフィーの高さだけが強さとは言い難い。
プロが普段戦っている大会ではカードにレベル制限があることがほとんどの為、ゲーム内の「マルチ(トロフィーをかけたレート戦)」に力を入れていない選手もいる。
つまりはプロ、アマが同じ土俵で、同じ基準で行うガチンコバトル。
純粋に誰が最強なのかを決める戦いに熱くならない訳はないのである。
②クラロワ界隈を超えた協賛の輪
本タイトルの人気プロプレイヤー『けんつめし』選手が協賛を行なったことをきっかけに続々と協賛のクラロワ界隈の著名人達が協賛の声を挙げていった。
自分からも賞金3万円協賛します!
実況として参加し勉強させてもらいます😙 https://t.co/dOGVwqzGTu— FAV|けんつめし|RB (@Kent_Golemeshi) January 9, 2020
そしてクラロワ界隈の熱は他コミュニティにも広がっていくこととなる。
『クラッシュ・オブ・クラン』、『Fortnite』等の他ゲームは勿論、YouTuber、スポーツ選手までもがこの大会に協賛の声を挙げだしたのだ。
その勢いは留まることを知らず、今もなお協賛の声は挙がり続けている。
(更にはTVまでも。)
え!?え!?え!?
有吉ぃぃの番組の皆さんから!!
そんなことあるんか!?
ありがとうございます!ありがとうございます! https://t.co/PtTVRLVqFq— ドズル🦍 (@kurakurachannel) January 12, 2020
この大会をきっかけに様々なeスポーツ界隈間での繋がりが自然と生まれているのである。
この事実こそが大会が話題となっている一番の理由であろう。
「面白そう」、「楽しそう」そう感じた人たちが自然と協力し合い、コミュニティを盛り上げていっているのである。
コミュニティに所属しているプレイヤーたちが界隈を盛り上げて行くことがeスポーツ界隈の盛り上がりには不可欠。
(去年あれだけメディアはeスポーツ、eスポーツと騒いでいたが界隈に何か大きな変化はあっただろうか?コミュニティの外側から盛り上げようと騒がれたところでコミュニティの内にいるプレイヤーたちが盛り上がらなければ界隈が盛り上がることはないのである。)
この大会はそれが現実のものしつつあると言えるだろう。
まとめ
「クラロワ8000最強決定戦」はeスポーツ界隈にコミュニティ間の繋がりを活性化させるような新たな風を吹かせることはできるのだろうか。
今回の盛り上がりに乗って筆者はクラロワに復帰したのだが新たなカードが増えすぎていてメタにさっぱりついていけない…トホホ。
ある意味またゼロからのスタート。
まさか一度引退したゲームに再び熱狂するとは思ってもいなかったが今はこのクラロワというゲームになんだかとても嬉しい気持ちにさせられているのである。
今後もこのような大会やイベントを通じて様々なコミュニティが相互に盛り上げ合うような流れが界隈にできることを切に願う。